新年度を迎えて

ご覧くださいまして、ありがとうございます。

桜も咲きはじめましたね。

新しい環境ですごされる方も、多いと思います。

心の健康に関することになります。

4月になると、環境も変化して人間関係のご相談を受けます。小学生のお子さんのご相談です。

Fさんは小学校低学年です。とても、優しいお子さんです。性格は、内向的なお子さんです。子供の世界でも、人間関係で気を使っているのです。友達とのやり取りで、冗談だと思っても受け取る側が、辛い、苦痛だと感じたらそれは、冗談ではなくなります。

Fさんは、親に心配をかけたくないので、学校に向かいます。教室には向かわず保健室行くことが多くなりました。お母さんは、学校から連絡が入り保健室で過ごしている事を知りました。

Fさんは、「学校にいきたくない」小さな声でお母さんに伝えてくれたそうです。

私の所には、お母さんがご相談に見えました。

「今は、Fさんの気持ちを優先しましょう。Fさんの居場所は必ず見つかるので、学校にも行けるようになります。」と未来の様子と今後の対応の仕方をお伝えしました。

子供は、子供なりに学校に行かないと勉強の事や将来の不安を感じて考えています。

お父さん、お母さんに心配をかけたくないと考えます。

行かないと選択する為に、たくさん迷い苦しみ選択をしたのです。学校に行ける事が当たり前でもありません。他のお子さんと比べる必要もありません。お子さんを受け止めて、お子さんの居場所を一緒に探せばよいのです。焦っても叱っても、嘆いても答えは出ません。

逃げてばかりでは…そのような考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、無理に立ち向かわせた時に本人の気持ちに耳を傾けないことになります。

自分の足で踏み出せるように、味方でいる事、寄り添う事、そのままのお子さんを受け止める事が一歩を踏み出しやすくなります。

本日もご覧くださりありがとうございました。

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