親からの洗脳
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
「毒親」この言葉を聞く事が多くなりました。子供の人生を支配し、子供に害悪を及ぼす親を示す言葉です。
私は、毒親と呼ばれる方や、被害を受けている子供側、両者と関わりがあります。今回は被害を受けている子供について書いていきます。
ご相談者の女性は、家業は継がないで自分のやりたいことで生きていきたいと３０歳を過ぎてようやく親に伝えました。
学生の頃吹奏楽部に入部したくても、塾を優先にするように言われ諦めたと…。幼い時から習っていたピアノもやめることになり本人の考えより親の希望で事が進められていました。
ゴールは○○大学○○学部で家業を継ぐ。ここにBさんの希望はありません。母親の口癖は「あなたの為だから、大学に合格したら好きな事ができるから」何時も同じことを繰り返し伝えてきたそうです。
Bさんは大学に合格して自分の好きなことを出来る環境になっても何をしたいのか、自分が選択して良いのか踏み出せなくなったと当時の事を話してくれました。
彼女が母親と意見の違う選択をして、上手くいかないことがあると失敗を指摘して責めてくるのです。毎回、毎回責められて指摘されたら誰しも自信がなくなってしまいます。責めている親も完璧ではありません。むしろ、自信がないから人をコントロールして自分を優位に立たせようとします。子供が、親より力をつけようとすれば否定をして邪魔をします。愛情は、失敗を指摘した時に責めたりしません。なぜ失敗したのか、どのようにしたら失敗を回避できるか考えて、時に見守る対応になります。
毒親も何年もの時間をかけて、洗脳をしてきます。
気が付くと自分で決断できない、何をしていいか分からない自分に焦りを感じてしまいます。
大丈夫ですよ。
気が付いたなら洗脳は、解放されます。もう、一歩踏み出せています。
洗脳は相手の支配したい念があります。毒親からの解放の護符をお持ちください。
一歩につながるお力になれたらと思っております。
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